A1やA2サイズなど大判の製本をスキャニングをする場合、長い間「フラットベッド」と呼ばれる型のスキャナーを使用しておりました。
こちらは当社で使用している「NEWLY iSCAMERA-1」でもちろんこちらも現役なのですが、小型のコピー機などと同じ構造で本を裏返してとらなければならないので、厚い本では作業も大変で、本が傷まないようにするのも注意が必要でした。
というわけで、当社では今年の6月にオーバーヘッド型の大型スキャナーを導入しました。
ZEUTSCHEL(ドイツ生まれです、ゾーチェルと読むのが近いようです)のOS 1200という機種です。
見ての通り光源と読み取り部が上に付いてますので本を開いたままスキャンすることができます。古いトレーシングペーパーなど痛みやすい原稿も安全にスキャンできます。
副産的な効果ですが、フラットベッドに比べ格段に早くスキャンできます。
使い勝手など今後の工夫が必要かと思いますが業務の効率につなげていきたいと思います。