商品説明
ラミネート加工について~さらに詳しい説明
ラミネート(パウチ)加工とは
ラミネート(パウチ)加工とは
ラミネート(laminate)とは元来「異種の素材を貼り合わせる」加工全般を指しますが、特に出力業界ではプリンタ出力したポスター等の表面に薄いフィルムを貼ることにより、水や汚れから守る加工のことをいいます。「パウチ」も同義です。(株)明光商会が「MSパウチ」という商品を開発してから一般に小型のラミネートそのものを「パウチ」と呼称するようになったようです。
ラミネート加工の効果は?
- 防水効果。耐油、耐薬品性を高めます。
- キズ、汚れから印刷物を保護します。
- 完全密封され、改ざん、偽造を防いで信頼性を高めます。
- 印刷物が鮮明に見え、デラックスな感じを与えます。
ラミネートの種類は?
大きく分けてホットラミネートとコールド(常温)ラミネートの2種に分けることが出来ます。
ホットラミネートはフイルムに90°C~160°Cの熱を加えながら貼っていく加工方法です。コールドラミネートは常温で接着するフィルムの裏紙をはがしながら貼っていく加工方法です。どちらも両面加工する場合と片面加工する場合があります。
また、使用目的によりUVカットありとUVカットなし といった分け方もあります。
表面仕上げもつやあり(グロス)、つや消し(マット) 、半つや 、 エンボスなどがあります。
ホットラミネートはフイルムに90°C~160°Cの熱を加えながら貼っていく加工方法です。コールドラミネートは常温で接着するフィルムの裏紙をはがしながら貼っていく加工方法です。どちらも両面加工する場合と片面加工する場合があります。
また、使用目的によりUVカットありとUVカットなし といった分け方もあります。
表面仕上げもつやあり(グロス)、つや消し(マット) 、半つや 、 エンボスなどがあります。
ラミネートの材質と特徴
PET(ポリエステル)
PVC(ポリ塩化ビニール)
PP(ポリプロピレン)
- 表面が堅く傷つきにくい
- 透明性に優れている
- 硬くて傷つきにくい
- 安価
PVC(ポリ塩化ビニール)
- 伸縮性があるので曲面等への貼り付けが容易
- UVカット品が多い
- 透明度はやや低い
- 高価
PP(ポリプロピレン)
- 透明度が高い
- 耐薬品性が高い
- 安価
青陽社で使用しているラミ素材
- 両面ホットラミネート………PET(ポリエステル)
- 片面コールドラミネート………PP(ポリプロピレン)
- UVコールドラミネート………PVC(ポリ塩化ビニール)
作業工程
100ミクロンホットラミネートの加工工程です
これが材料のPETフィルムです。2本のロールをセットしてその間に原稿を挟みます。
上下2本のフィルムの間に原稿を通していきます。
ホットラミネートの場合、100°C強の熱をかけたローラーで圧着していきます。
パウチされた材料は冷却されながら後ろから出てきます。
この後、周囲を化粧断ちして角を丸くカットして完成です。